ギガミック マラケシュ
2008年に数々のゲーム賞を獲得して話題をさらった「マラケシュ」は、その見た目の鮮やかさもさることながら、戦略性とダイス運がバランスよく混ざり合った初心者でも楽しめる名作です。
絨毯を上手く敷き詰め、高得点を目指す陣取りゲーム的な要素に加え、コマが他人の絨毯を踏んでしまうと対価を支払わなければなりません。踏むか踏まないかは、ダイス次第!
フランス・ギガミック社(製造・中国)
対象年齢:6歳~(オススメは9歳くらいから)
人数:2~4人
プレイ時間:20分~
受賞歴:2008年フランス年間ゲーム大賞・2008年ドイツ年間ゲーム大賞ノミネート・2008年オーストリア年間ゲーム大賞
絨毯を敷き詰めて資産を増やせ!
※ルール説明の画像は旧デザインです。現在お送りするものは、見出し画像の日本語版のデザインになっています。
マラケシュはボードにできるだけ自分の絨毯が上になるように敷きつめ、資産を集めるゲーム。ゲーム終了時に一番多くの絨毯とお金を持っているプレイヤーが勝者となります。
ゲームの準備
アッサム(木製コマ)をボードの真ん中に置きます。各プレイヤーは30ディルハム(1ディルハムを5枚、5ディルハムを5枚)を受け取ります。絨毯はプレイヤーの人数に均等に分け、自分の前に置きます。順番を決め、時計回りでゲームを開始します。
※各プレイヤーの絨毯の枚数はプレイする人数によって異なります。4人で遊ぶ場合、絨毯は各12枚。3人で遊ぶ場合は、青以外の3色で各15枚。2人で遊ぶ場合は2色×12枚ずつ=計24枚、手持ちの2色の絨毯は色を交互に出していきます。
・ゲームの進行
プレイヤーは、手番の最初にアッサムをどの方向に進ませるか選びます。直進または左右のいすれかが選択できます(後ろは不可)。
進行方向決めたらサイコロを振ります。サイコロに示されているスリッパはアッサムが進むマスの数です。
プレイヤーはアッサムが止まったマス目に隣接しているマスに絨毯を敷きます。絨毯はそのマス目の四辺のどこかに接して置かなければなりません。点で接しているマスにはおけません。
絨毯は他のプレイヤーの絨毯の上に重ねて置くこともできます。ただ、1枚の絨毯をすべて覆うように置くことはできません。
もしアッサムが他のプレイヤーの絨毯の上で止まった場合、プレイヤーは絨毯を敷く前に、その絨毯の持ち主に支払いをしなければなりません。支払額はアッサムが止まった場所に繋がっている同色の絨毯で覆われたマス目の数と同じです。
例)アッサムは青の絨毯の上に止まったので、プレイヤーは青の絨毯の持ち主に6ディルハム(6マス分)支払わなければなりません。
手番を繰り返し、最後の絨毯が敷かれたらゲーム終了。自分の絨毯のマス目と所持金の合計額を計算します。1マス分の絨毯と1ディルハムは各1ポイントとして計算されます。合計点が一番高い人の勝利!