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動物たちの命を懸けた川わたり!
タンザニアを流れるマラ川を草食動物たちが渡ろうとしています。しかし川の周りには獲物を狙うライオンやワニが何匹も潜んでおり、ゾウの助けがないとこの危険な川を渡ることができません。ゾウの力を借りて動物たちを向う岸へ渡し、より多くの得点を獲得しましょう。
ゲームの準備
各プレイヤーにカード5枚と、各色10個のブロックを配ります。その後、川が描かれている面を表にして場に5枚並べ、残りは山札になります。この川カードが草食動物たちを向こう岸に渡すための5つのルートだと考えてください。この川のラインに草食動物を並べていきます。
カードは3種類に分けられます。
・草食動物カード42枚(カモシカ・ウシ・シマウマ各14枚)
川を渡ることで得点化されるカードです。草食動物には1~42までの数字と、川を渡ったら得点できる点数(2~5点)が描かれています。
・ゾウカード7枚
草食動物を川の向こう側に渡す(得点化する)カードです。
・肉食動物カード(ライオン3枚・ワニ6枚・巨大ワニ1枚)
草食動物を食べてしまうカードです。
ゲームの進行
プレイヤーは自分の手番でいずれかのカードを出します。出した枚数分だけ山から補充します。
①草食動物カードを出す
手持ちから川カードの前に草食動物カードを1枚(場合によっては2枚)出します。既に草食動物カードが置かれている川に出す時は、カード両端に描かれた数字が昇順になるように場にあるカードの後ろに並べて出します。その後、自分の出したものだと分かるようマーカーをカードの上に置きます。
※一度の手番で2枚出せるとき…
連番(7と8、26と27など)またはカードの番号が2つだけ違う(4と6、31と33など)動物カードを持っている場合、その2枚を一度に出すことができます。
②ゾウカードを出す
草食動物だけでは危険な川を渡ることはできません。ゾウカードを特定の一列に使うことで、川の前で待っている草食動物たちを向こう岸に渡すことができます。ただし3枚以上(敵味方問わず)の草食動物が並んでいる川に限ります。渡すことができた動物カード・マーカーは、それぞれのプレイヤーの手元に戻り点数となります。置いたゾウカードは場の外に出します。
【注意!】
ゾウカードは並んでいるすべてのカードを得点化します。自分だけでなく、他のプレイヤーの点数にもなります。下の画像の場合、黄に5点・赤に7点・黒に3点が入ります。
③肉食動物カード出す
3種類の肉食動物カードは、川カードの前に並ぶ草食動物たちを食べてしまいます。ゾウと同様、特定の一列に対して使います。
・巨大ワニカード
巨大ワニはすべての動物を食べてしまいます。置いた列にあるすべての草食動物カードが場の外に出されてしまいます。ブロックマーカーは各プレイヤーに戻されます。出した巨大ワニも場の外に出されます。
・ワニカード
川に一番近い動物か、特定の動物を食べてしまいます。置いた列の先頭にある動物か、ワニのカードに描かれている種類の動物カード全てが場に外に出されてしまいます。
下の画像では先頭の動物(6のカモシカ)一頭か、カードに描かれたウシ全て(7と13のウシ)のどちらかを選択して場の外に出します。ブロックマーカーは各プレイヤーに戻されます。出したワニも場の外に出されます。
・ライオンカード
ライオンはすべての動物を食べてしまい、かつその川はもう渡れなくなってしまいます。
自分の番で山からカードを補充したカードがライオンカードだった場合、そのカードはすぐにどこかの列に使わなければなりません。ライオンを置いた列にあるすべての草食動物カードが場の外に出されてしまいます。ブロックマーカーは各プレイヤーに戻されます。かつライオンカードは置かれた列に残り、その列に草食動物カードを出すことができなくなります。
ライオンカードを出した人は手札が5枚になるよう、再び山からカードを補充します。
ゲームのおわり
山札がなくなっても、手持ちのカードでゲームを続けます。誰かが自分の番で手持ちからカードを出せなくなったゲーム終了です。得点化したカードの合計が一番多い人の勝利です。
おすすめポイント!
ゾウカードで草食動物を得点化するとき、自分だけ点数を取れる場合はあまりなく、他のプレイヤーにも点数が入るシーンが多いです。自分が点数を取りつつも、相手にも点数が入ってしまう………そのジレンマが悩ましく奥深いゲームです。大量得点を狙って特定の列に自分の動物を多く並べていると、ライオンやワニで全滅してしまうこともしばしば。効率よく点数が取れるように、上手に動物を配置していくことが重要です。
ドイツ・NSV社
人数:2~4人
年齢:10歳くらいから
時間:20分~