もっとホイップを!
甘そうで甘くない?見た目と裏腹に悩ましいケーキゲーム
とっても美味しそうなケーキがモチーフのゲームですが、その見かけによらずシビアな駆け引きがあるゲームです。ケーキのカットをより効率よく集め、高得点を獲得したプレイヤーの勝利です!
内容物
ゲームには8種類のカットケーキのタイルが含まれています。それぞれ記載の数字分だけの枚数が入っています(左上のマロンケーキは3枚……右下のチョコケーキは11枚)。記載の数字、あるいは上部に描かれたホイップの数がポイントとなります。
ゲームの目的
このゲームではケーキのタイルを上手に集め、もっとも多くのポイントを獲得したプレイヤーの勝利となります。ゲーム終了時に、それぞれのケーキについて最も多くのタイルを集めたプレイヤーが、ケーキに記載された数字と同じだけのポイントを獲得します。
また、獲得したケーキを「食べる」(伏せる)ことで、ホイップの数だけ点数を獲得することができます。ケーキの得点とホイップの得点を合計し、ポイントを競います。
ゲームの進行
タイルをよく混ぜ山札にしたら、係の人が11枚のタイルを並べ、一つのホールケーキを作ります。このときタイルの順番を入れ替えてはいけません。
次に係の人は、ホールケーキをゲームの参加者の人数と同数に分割します。4人でゲームをするなら、下のように4分割します。分け方は係の人の自由です。
ケーキを分割したら、分割した人の左隣の人が最初にどのケーキのブロックを取るか選択できます。取ったタイルは1枚ごとに「食べる」か「とっておく」かを決めます。
・ケーキを「食べる」
食べることにしたタイルは裏返し、自分の手元に置いておきます。ケーキには1~3個のホイップが描かれていますが、ケーキを食べる(裏返す)とホイップ1つに対して1点を獲得できます。一度裏返したタイルの内容は、ゲーム終了まで再度確認することはできません。
・ケーキを「とっておく」
とっておくことにしたケーキは裏返さず、種類別に整理して自分の前に並べて置きます。ケーキの種類と枚数は他のプレイヤーにも見えやすいようにしましょう。
ケーキのタイルの扱いを決め終わったら、その左の人が残ったブロックからケーキをとり、同様に「食べる」「とっておく」の選択をします。順番にこの手番を繰り返します。切り分けた人は、最後に残ったブロックを受け取ることになります。
すべてのプレイヤーがケーキを受け取り、扱いを決めたらラウンドが終了します。
次のラウンドは、前のラウンドでケーキを切り分けた左隣の人が切り分けを担当します。前のラウンドと同様に11枚のタイルでホールケーキを作り、人数分に分割します。
ゲームの終了
5ラウンド目の終了とともにゲーム終了となります。ポイント計算に移ります。
・8種類のケーキそれぞれについて、手元にとってある枚数が一番多い人は、その種類のタイルに描かれている数字と同じだけのポイントを獲得します。もし同率1位が複数人いれば、該当者全員がそのポイントを獲得します。
・手元に伏せておいた(食べた)タイルに描かれたホイップの数を数え、その合計がポイントになります。
上記2通りのポイントを合計し、一番多くのポイントを獲得したプレイヤーの勝利です。
おすすめポイント!
ポイントの高いケーキを集めたくなってしまいますが、それらは競争相手も多いので1枚でも他のプレイヤーに負けてしまうと、まったくポイントになりません。逆に点数の低いケーキは、競争が少なく着実に得点できる可能性が高いです。みんなの集め方を見て、どのケーキにターゲットを絞るかの判断が重要になります。
逆に他のプレイヤーに勝てそうにないケーキは、名残惜しくても裏返す(食べる)選択が大切です。自分のポイントをいかにして最大化するか…シビアな選択を楽しんでください!
発売元:合同会社ニューゲームズオーダー
人数:2~5人
プレイ時間:20分~
対象年齢:8歳以上(オススメは小学校高学年くらいから)