ゲルハルツ ウルビーノ
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戦略性の高いゲームを多く輩出しているゲルハルツ社の商品の中でも一段難易度が高いゲームで、アブストラクト好きにはたまらない内容!メンサ会員が選ぶ、MinD Game Award2019を受賞。
ドイツ・ゲルハルツ社製
プレイ人数:2人専用
対象年齢:10歳くらいから
プレイ時間:30分~
ボードの大きさ:25×25cm
内容:ゲームボード・建築家コマ2個・家コマ18個、宮殿コマ6個、塔コマ3個(コマは各2色ずつ)
ゲームの準備
ボードをテーブルの中央に置き、担当する色を選び、それぞれ建物駒27個を持ちます(家駒18個(キューブ)、宮殿駒6個(中くらいの駒)、塔駒3個(一番背の高い駒))。
1.茶色の駒を担当するプレイヤーは、建築士駒1つを、ボード上の好きなマスに置きます。
2.そのあと、白色の駒を担当するプレイヤーは、建築士駒1つを、先ほど建築士駒が置かれたマス以外の好きなマスに置きます。
3.茶色の駒を担当するプレイヤーは、建築士の配置を見た上で、どちらのプレイヤーが先に建物の建設をするかを決めます。先に建物の建設をすることになったプレイヤーが、建設を行います。その後、もう一方のプレイヤーが、手番を行います。その後、交互に手番を続けます。
ゲームの進行
建築士駒を置いた後の手番は、以下の連続するアクションからなります。
1.建築士コマの再配置(任意)
手番プレイヤーは、建築士駒のうちどちらか1つを、ボード上の何も置かれていないマスに動かすことができます。建築士駒を動かさないことも選べます。そのあと、プレイヤーは下記の建設のルールに従って建物を建設します。もし、駒を建物の建設をできる場所に移動させることができない場合は、手番を飛ばします。
2.建物の建設
手番プレイヤーは、自身の手元から建物コマを1つ選び、以下のルールに従いいずれかのマスに建物を建設します。
2-1.建築士駒の位置
2-2.街区
2-3.隣接する建物
これら3つのルールに沿って建物駒を配置していきます。
2-1.建築士駒の位量
建築士駒は、建築士駒が置いてある位置から上下、左右、斜めにボードを「見わたす」ことができます。他の駒の先を見わたすことはできず、角を曲がることもできません。2つの建築士駒のボード上での位置が決まると、多くの場合建築士駒の“視線”が重なるマスがあります。そのマスが、建物の建設ができるマスの候補になります。
左図のように、駒からは前後左右斜めに向かって視線が伸びています。2つ駒があると、視線が交わる●の点の位置に建物を建築することができます。
2-2.街区
上下または左右に隣接する建物駒のかたまりを「街区」呼びます。
さらに街区の中の、一方のプレイヤーの隣接する建物駒のかたまりを「ブロック」と呼びます。街区は、3つ以上のブロックにより構成することはできません。つまり、各プレイヤーあたり1つのブロックしか街区には持てません。これにより、建物を建設する際、街区内の同じ色の建物がすべて隣接するようにしなくてはいけません。斜めに位置する建物は隣接しているとはみなしません。
2-3.隣接する建物
塔駒は、他の塔と色に関係なく上下または左右に隣接して配置することができません。
宮殿駒も同様に、どちらの色の宮殿駒にも隣接することはできません。家にはそのような隣接に関する制限はありません。
これらをふまえて、以下の例を考えてみましょう。
今は白の手番です。上図の状況だと、まず2つの建築士駒の視線が交わる点はA・B・C・Dの4点があります。しかし、白の建物駒はDの点にしか配置できません。なぜならA・B・Cのいずれも白の駒を配置してしまうと、1つの街区を構成するブロックが3つ以上になるからです(A・Bは3つ、Cは4つ)。かつ、Dの点には右隣に茶の宮殿駒があるため、白の宮殿駒は隣接して配置できません。家・または塔のいずれかを配置します。
手番のスキップ
手番プレイヤーが建物の建設をすることができない場合、手番を飛ばします。これは、建設可能な建物を持っていない場合や、どちらの建築士駒を動かしても建設可能なマスを作ることができない場合に起こります。自発的に手番を飛ばすことは認められていません。手番を飛ばしたプレイヤーが、次の手番では新たに建設可能な場所ができることもあります。
ゲームの終了と得点計算
どちらのプレイヤーも連続して手番を飛ばしたら、ゲームが終了し、得点計算に移ります。
両方のプレイヤーの建物がある街区のみが得点計算の対象となり、1色だけの街区や他の建物に隣接していない建物は得点になりません。それぞれの街区について、それぞれの色の建物の合計点を確認し、より高得点を獲得したプレイヤーのみが、その街区からの勝利点を得ることができ、もう一方のプレイヤーは勝利点を得られません。建物の価値は、塔が3点、宮殿が2点、家が1点です。
同点の場合、価値の高い建物をより多く建てたプレイヤーが勝利点を得ます。それでもなお同数の場合はどちらのプレイヤーもその街区からは勝利点を得られません。
得点計算の例
Aの街区:白 家4つ・宮殿2つで合計8点
茶 家2つ・宮殿1つ・塔1つで合計7点⇒白のみが8点を獲得
Bの街区:白 家1つ・宮殿2つで合計5点
茶 家2つ・宮殿1つで合計5点⇒同点ですがより価値の高い「塔」を建てた黒のみが5点を獲得
Cの街区:白 家1つ・宮殿1つで合計3点
茶 家1つ・宮殿1つで合計3点⇒同点かつ建物の内容も同じなので、いずれも得点を得られません
DとEは、いずれも一方のプレイヤーの建物しかなく、街区となっていませんので得点計算には含まれません。
この例だと合計点は白が8点、茶が5点となり、白の勝利となります。
ゲルハルツ社とは
ドイツ南部ヴェスターヴァルト郡にある小さな木工所から作られるゲルハルツのゲームたち。Clemens Gerhards e.K.は1931年に設立され、当時は木製の日用品が作られていました。2000年にはLudwig Gerhards氏が 3 代目を引き継ぎ、美しいゲームが次々と誕生しました。そして2020年末にSascha Schauf氏が同社の代表に就任した後はディレクターとしてゲーム作りに携わり続けています。彼らは言います。
「私たちは、美しいもの、つまり私たち自身が夢中になれるものを作りたい。見て良し、触って良し、プレイして良し!のものです。」
ゲームと品質にこだわる姿は、時代が変わっても世界中のファンに愛され続けています。
すべてのゲームは、構想、デザイン、テスト、職人による生産に至るまで、少人数のチームで作られています。こだわりのゲームボードは、ドイツ産の無垢のブナ材を使用しています。表面は精密に研磨され、地球と身体に優しい天然樹脂オイルで仕上げ、手にとると木の温もりが感じられます。
一緒にプレイしたい人の顔が自然に浮かんでくるような、そしてクラシックゲームのようにシンプルで奥深い、緻密に設計されたゲームばかりです。ゲルハルトのゲームで家族や友人と素晴らしい時間をお過ごしください。
(輸入元HPより引用)