ゲルハルツ　走れ！うさぎ

ゲームの準備

プレイヤーは自分の色のうさぎ（黒か白のビー玉）を決めます。黄 12個、オレンジと緑各 11個、黒と白各1個の計36個のビー玉を袋に入れ、ボードにランダムに配置します。ゲームのまわりにある溝は、各プレイヤーが自分の獲得したビー玉を置く場所になります。

ゲームに進行

このゲームはできるだけ点数の高いビー玉を獲得し、総得点が高いほうのプレイヤーが勝ちとなります。獲得できる点数はのビー玉の色によって異なります。

点数：白・黒（うさぎ）…4点　オレンジ（にんじん）…3点　緑（レタス）…2点　黄（たんぽぽ）…1点


★オレンジ・緑・黄
獲得したビー玉はボードから抜いて自分の溝に置き、空いた穴に自分の色のビー玉を置きます。そして次のプレイヤーへと順番がかわります。

★白または黒
相手のうさぎを捕まえたことになります。捕まった色のプレイヤーはゲームオーバーとなり、それまで獲得していた点数もすべて無効となってしまいます。

各プレイヤーは得点の高い色のビー玉の獲得を狙いながらも、相手に捕まらないようによく考えて動かなければなりません。プレイヤーは以下のルールに従って、自分の色のビー玉を動かします。

<動かし方のルール＞チェスのナイトや将棋の桂馬の動きと同じです。

上下左右のマスを2マス前進 → ② 90°方向転換して1マス前進

自分の番で動かせるのは自分の色のビー玉のみで、たどり着く先のマスにもビー玉があることが条件です。

下の例でコマの動かし方を見てみましょう。黒は矢印が示している8つのルートから選ぶことができます。獲得したビー玉はボードから抜いて自分の側の溝に置き、空いた穴に自分の色の黒いビー玉を置きます。そして次のプレイヤーへと順番がかわります。

下の例では4つのルートがありますが、移動先にビー玉がないルートは選択できません。

勝負は以下の2通りで決まります。

①自分の色のビー玉が相手に捕まってしまったらゲームオーバー。相手プレイヤーの勝ちになります。

②ルールに従って動かせなくなってしまった時点でそのプレイヤーはゲームオーバーとなり、最終的に両方のプレイヤーが自分のビー玉を動かせなくなった時点でゲーム終了。獲得した点数が高いプレイヤーが勝ちとなります。

＊ビー玉を動かす際に、たどり着く先にビー玉がなくてもよいルールにすると、小さな子どもでも遊びやすくなります。

ゲルハルツ社とは

ドイツ南部ヴェスターヴァルト郡にある小さな木工所から作られるゲルハルツのゲームたち。Clemens Gerhards e.K.は1931年に設立され、当時は木製の日用品が作られていました。2000年にはLudwig Gerhards氏が 3 代目を引き継ぎ、美しいゲームが次々と誕生しました。そして2020年末にSascha Schauf氏が同社の代表に就任した後はディレクターとしてゲーム作りに携わり続けています。彼らは言います。

​「私たちは、美しいもの、つまり私たち自身が夢中になれるものを作りたい。見て良し、触って良し、プレイして良し！のものです。」

​ゲームと品質にこだわる姿は、時代が変わっても世界中のファンに愛され続けています。

すべてのゲームは、構想、デザイン、テスト、職人による生産に至るまで、少人数のチームで作られています。こだわりのゲームボードは、ドイツ産の無垢のブナ材を使用しています。表面は精密に研磨され、地球と身体に優しい天然樹脂オイルで仕上げ、手にとると木の温もりが感じられます。

一緒にプレイしたい人の顔が自然に浮かんでくるような、そしてクラシックゲームのようにシンプルで奥深い、緻密に設計されたゲームばかりです。ゲルハルトのゲームで家族や友人と素晴らしい時間をお過ごしください。

(輸入元HPより引用)