人気ゲーム「ラマ」に新たな仲間が登場！ルールの基本は同じですが、ダイスが加わることでギャンブル性が大きくなり、引き際を見極めるのがより大切なゲームになっています。

●ゲームの準備
画像2枚目のように、場の中央に1〜6、ラマのカードを1枚ずつ並べます（これをラマ列といいます）。各プレイヤーには6枚ずつカードを配ります。余ったカードはこのラウンドでは使いません。

●ゲームの進行
複数回のラウンドを繰り返し、勝敗を決めます。誰かが−40点に到達した時点で終了。そのとき一番マイナス点が少ない人が優勝です。

自分の番では、「3つのサイコロをふる」または「このラウンドをおりる」のいずれかを選択します。時計回りにこれを繰り返しゲームを進めます。

①サイコロをふる
・サイコロをふったとき、出た目と対応するカードが手元にあるときはそのカードを捨てることができます。画像3枚目のときに、手札が「1・1・2・4・6・ラマ」であれば「1」と「ラマ」のカードを捨てることができます。ただし同じ数字・ラマを複数枚持っていても、捨てられるカードはサイコロ1つに対して1枚です。

・ラマが3つ出たとき…やりました！「スペシャルラマスリー」です。前回のラウンドまでにたまったチップ（白・黒問わず）を1枚捨てることができます。カードは捨てずに次の人と交代です。

・サイコロの目のカードを持っていなかったとき…残念！ペナルティーです。サイコロの示す数字のいずれかをラマ列から選び、引き取らなければなりません。なくなったラマ列の数字・ラマはラウンド終了まで補充されません。

・サイコロの目が手札にもラマ列にもなかったとき…残念、「ラマバースト」になります。ラマ列に残ったすべてのカードを引き取り、このラウンドが終了します。

・降りる…サイコロをふらず今のラウンドを降りたときは、手札を伏せて他のプレイヤーが終わるのを待ちます。

●ラウンドの終了
・以下の場合、ラウンドは即座に終了します
　1.誰かが手札を全て捨てた
　2.誰かがラマバーストした
　3.誰かがラマ列の最後の1枚を引き取った
　4.全員が降りた

●スコア計算
・ラウンドが終了したら、手札を確認しましょう。カードの数字がマイナスポイントになります。ラマは−10点とします。また、同じカードは複数枚あっても、一度だけカウントします。例えば終了時、手札が「1・1・2・5・5」だったら、マイナス点は1＋2＋5＝8点となります。

・マイナス点はチップと交換します。白＝1ポイント、黒＝10ポイントです。白は10枚集まると黒1枚と交換できます。

・チップの返却…すべての手札を使い切ってあがれた時は、色問わずにチップを1枚捨てることができます（スペシャルラマスリーと同様です）。

●ゲームの終了
何ラウンドかプレイし、誰かのマイナスポイントが40に達した時点でゲーム終了です。その時点でマイナスポイントが少ない人の優勝です。


ドイツ・アミーゴ社　ライナー・クニッツア作
人数：2〜6人
年齢：8才〜
時間：約20分