メンシュ(Mensch argere Dich nicht)

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ゲーム名を直訳すると「バカ！イライラしないで！」という過激な題名。このフレーズがまさしくこのゲームを表現しています。1914年にシュミット社から販売され100年以上、ドイツで愛されてきたゲームです。

ルールは至ってシンプル。
サイコロを振り、出た目だけ自分のコマを矢印方向に進めます。最終的に各自のスタート地点からぐるっと一周し、4つ全てのコマをa.b.c.dのマスに早く配置できたプレイヤーの勝利です。

サイコロ出目について
・1~5の目が出た時は、目の数分進めます。
・6が出た時は目の数分進める、またはイライラルール①を使います。その上、もう一度サイコロを振れます。つまり、このゲームでは6を出すことが重要になります。

ゲーム名にもあるように“イライラする”ルールがあります。そちらの一部を紹介すると

イライラルール①...「6」の目が出ないとスタート地点にすら立てない。
ゲーム開始時にはプレイヤーは「B」エリア(コマの色の円が四角形に配置されている所)に4つのコマを配置します。実はBエリアにいるコマは、「A」のマスに出れないことには進むことが出来ません。サイコロで6を出すことで、Bエリアにいる1つのコマをスタート地点Aに出すことが出来ます。

イライラルール②...ノックアウト
誰かが止まっているコマにピッタリと止まった時、すでに止まってたコマはスタートのBエリアまで戻されてしまいます！これがノックアウト。あとひとマスでゴールだったとしても関係ありません。振り出しに戻ります。

イライラルール③...ゴールにあがる時はぴったりのサイコロの目でないとダメ
a.b.c.dのゴールに入る際は、出た目の通りにしか動かせません。

などなど他にも様々なイライラルールがあります。ゲーム盤をひっくり返したくなる時もあるでしょう。汚い言葉をはきたくなるときもあるでしょう。それらの感情を乗り切って、いち早くゴールを目指しましょう。

ドイツ・シュミット社
プレイ人数?2~6人
対象年齢?6才~
プレイ時間?30分~45分
箱の大きさ?23×34×3.5cm
ゲーム盤の大きさ?30×30cm