お知らせ
2018/10/28 13:59
10月3日に公益財団法人日本デザイン振興会より発表された「2018年度グットデザイン賞」においてDig A Doo社のボードゲーム「かなカナ」がグットデザイン賞を受賞されました。
リンクはこちらから→ボードゲーム「かなカナ」|受賞対象一覧
ゲームのキャッチフレーズは「もじとモジの真剣勝負」
ひらがなとカタカナのオセロのような陣取り合戦ゲームです。
白と黒のコントラストが美しいゲームですね。ゲーム盤は浮き出し模様を作り出すエンボス加工となっており、ゲームのモチーフにふさわしい「和」の要素を連想させるデザインとなっています。
遊び方としては3種類ありますが、基礎となる陣取りゲームのルールを動画で紹介していますので、まずはこちらをご覧ください
このように、ひらがなとカタカナチームに分かれて言葉を繋げ、陣地を増やしていくゲームです。
大人同士で遊ぶと、いかに長い言葉を作って一気に陣地を広げようかと、思わず長考する真剣勝負に。
純粋に勝ち負けを争うのはもちろん面白いですが、このゲームの一番の醍醐味は別にあるんじゃないかな、と感じています。それは
このゲームに必要な要素は「ことば(語彙力)」ということです。
「ことば」は個人差・年齢差あれども、誰もが持ち合わせている知識です。かなカナは、「ことば」という普遍的なツールを介して遊ぶゲームなので、老若男女問わず楽しめることができるゲームとなっています。未就学のお子様の語彙力アップにもうってつけですね。
また、おばあちゃんとお孫さんがこのゲームで遊んでいる風景を想像してみましょう。
『おばあちゃん「モンペ」ってなぁに?』
『モンペっていうのは袴みてぇな作業着じゃんねぇ。おばあちゃんがわけぇ時にはみんな履いてただよぉ』
『えっ、「はかま」ってなぁに?』
『あぁ、そうか袴も知らんだねぇ。袴ってのは……』
こんな風に、おばあちゃんと遊んでいたら色んな言葉を自然と教えてもらったというシーンが生まれるかもしれません。今はスマホやSNSが普及して、直接顔を合わせなくても意思疎通ができる便利な世の中になりました。ですがお互いに顔を合わせて会話する、みんなで遊んで笑顔になるという、コミュニケーションの原点を思い出させてくれますね。
最後は私の思いも含めて少し壮大なお話になってしまいましたが…
「かなカナ」は一般的なボードゲームという枠を超えて、人と人とをつなぐツールになってくれるのではないかと私は思っております。しみじみ
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3回の連載でDig A Doo社のゲームを紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
まだ認知あまりされていませんが、今ブームのボードゲームとはちょっと違った切り口のゲームたちです。
これから注目ですよー
それではまた(^^)/~~~