自分の手札をより多く場に出すことが目的のゲームです。ゲーム終了時に手札に残ってしまったカードは1枚−1点、場に出せたカードは1枚＋1点として計算し、合計点が一番高いプレイヤーの勝ちです。簡単そうに聞こえるけれど、これが意外と悩ましい攻防戦に？！

・ゲームの準備
カードをよく切り、各プレイヤーに13枚ずつ配ります。また6枚のカードを場の中央に表にして出します。余ったカードは山札にします。

・ゲームの進行
各プレイヤーは自分の手番で、手札の中から数字カードを1枚出すか、あるいは同じ数字カード2枚以上をまとめて自分の前の場に出すことができます。次のプレイヤーは他のプレイヤーが出した数字・枚数に縛られることなく、自由にカードを自分の場に出すことができます。すでに自分の場にカードが出ているときは、前に出した数字・枚数が見えるように、前方にずらしてカードを重ねましょう。

◎吹き飛ばし効果
このゲームの肝となるのが、「吹き飛ばし」の効果です。この効果を上手に使いこなすことで、相手の場のカードを減らしたり、自分の手札を増やすことができます。

●もし手番プレイヤーが出したカード(セット)が、他のプレイヤーの前にあるカード(セット)と「同じ枚数のセット」であり、かつ「手番プレイヤーの方が数字が大きい」場合に限り、吹き飛ばしが発生します(画像で手前のプレイヤーが6を4枚出した時、2を4枚場に出しているプレイヤーは吹き飛ばし効果に遭います)。
吹き飛ばされてしまったカードは持ち主の手札に戻されてしまったり、そのカード捨てる代わりにカードを補充する羽目になったり、はたまた吹き飛ばしたプレイヤーに奪われたりしてしまいます。

このゲームではより多くの数字のセット(同じ数字のカードの集まり)を場に出すことができれば、そのセットは相手プレイヤーから攻撃されにくい、確実な得点源となります。このような強いセットを多く場に出すことが、ひとつ勝利へのポイントとなります。吹き飛ばしによって、相手からカードを奪うことでより強いセットを構成することも重要です。
もしゲームスタート時の手札に恵まれなくても、逆に相手に“わざと吹き飛ばされる”ことで手札を入れ替え、形成が大きく変わることも。

誰かが手札を出し切るか、山札がなくなればその場でゲーム終了。場に出したカードを1枚1点、手札に残ってしまったカードを1枚−1点として計算し、得点が多いプレイヤーの勝利。

カードの入れ替え、出すタイミングを読み切って高得点を狙いましょう！


ドイツ・ラベンスバーガー社
人数：2〜5人
年齢：10才〜
時間：約20分
内容：数字カード104枚(1〜13　各8枚)　ワイルドカード5枚　手番カード1枚